御嶽山が噴火し1か月が過ぎました。残り6名の方がまだ見つからず捜索は冬を越してしまうという、気がかりだった状況になってしまいました。ひょっとするとお客様の中にもあの日の前後で御嶽山の登山計画を立てていたと言う方もいらっしゃるのではないでしょうか。私も御嶽山登山計画で秋の紅葉も楽しめる時期がよいと、あの日が候補日にあがっていました。

しかし二十数年ぶりに会う高校のクラス会を優先し登山は10月11日に決めていました。残念ながら他の山への変更はせず登山そのものの計画は無くなりました。

8年程前に長野県側のおんたけ2240スキー場上部の登山口(王滝口登山道)から登山をしているのですが、御嶽山は普段より地獄谷方面の山肌から煙が噴き出ている所です。登山道に近い場所で目視もできます。硫黄臭もかなりきついものでした。山に入る時はすべて自己責任。厳しい様ですが自然と対峙するとはそういうものだと学んでいます。だから事前にしっかり情報を集めて計画を立て、それなりの装備と準備をし、どんな山でも登山届を出し、山岳保険にも加入します。それでも噴火を想定した事は正直な所なかったです。

御嶽山はゴールデンウィーク頃までスキーの出来る数少ない山であり、ゲレンデのみならず山頂から山スキーができる所でもあります。それだけ多くの雪が遅くまで残る所ですから、ご家族の方にとっては長い冬となってしまいます。

スキー場オープンも危ぶまれ王滝村の経済状況は厳しい様です。スキー場や登山等の観光を産業の柱とするならば、自然や冒険心を安全に楽しめる様な、本来「自己責任」となる部分の環境整備も、必要な事になるのかも知れません。

亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、いつか供養登山計画を立てようと思っています。